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Not alone.

また歩き出すよ。まだ歩けるだろ?

運命。

ちょっと話は遡りますが…
まだ大阪に住んでいた時、久しぶりにオーケストラを聴きに行った。

プロオケではなく、関西大学のOBオケということで。
これだけならわざわざ行かないけど。

プログラムがねっ!!!
運命(トップを弾いた1番苦労した)とチャイコフスキーの5番(学生最後のメイン)という。。。
思い出がありすぎる、、!ということで。

運命1楽章冒頭の「ジャジャジャーン」で泣きました。

演奏が素晴らしかったからではない。

ジャジャジャーンを聴いた瞬間、
私以外のトップの3人の顔が頭に浮かんで。
私と彼らの真剣な顔が頭から離れなくなって、、
合わすの大変だったんだよなぁ。
そんな事を思い出して5秒で泣いた。

更に2楽章がどんなメロディーだったか思い出せなくて、勝手に頭の中では3楽章が流れてたんだけど、
2楽章が始まってビオラとチェロのユニゾンで、
(そうだ!!!これだ!!!)
とまた涙。

チャイ5は真剣に聴きすぎて、3楽章の途中から今までに感じたことのない頭痛に見舞われたw

なんでこんなに泣いたことを強調するかというと、
私はとにかく泣けない人間だから。
もはやコンプレックス。
誰かと一緒に泣いた記憶がない。

感動したり、嬉しくて泣いたことがない。
そういう心動かされる何かに出会ったことがないの。

今回は決して演奏に感動して泣いた訳じゃないけれど、音楽を聴いて涙が出たのが初めてでとにかく自分でも驚いた。

涙の理由は、
当時は皆で頑張って、自分も悩み苦しみながらとにかく本番に向けて頑張ってた。
でも今は…こんな見知らぬ土地でひとりぼっち。
家に楽器はあるのに、アパートで弾けない。

オケやバイオリンの話が出来る相手もいない。
大阪にいる人達にバイオリンの話をすると、物珍しそうに「お嬢様ー!」って言われて。
そんな事言われたい訳じゃないっつうの。

多分そういう今まで当たり前だった環境にいまはいないんだと、改めて気付いちゃったんだと思う。


あの時に戻りたい、、
バイオリンあるのに弾けないなんて…
楽譜もないし、、あり得ない。

なんで私は今ここでこんなことしてんだ?
私も誰かとバイオリン弾きたい、、、
運命を聴いて生まれて初めてそう思った。

実は運命好きじゃないけど、ジャジャジャーンでここまで感情揺さぶれたのは自分が1番びっくり。

この衝撃と抱いた感情は忘れないと思う。