怖いもの
先ほどの記事でおばあちゃんについて書きました。
お葬式と私の不思議な関係について書きます。
お葬式が怖いんです。
今まで3回お葬式に参加したことがあります。
初めては小学校に上がる前。会場ではなく母の実家でやっていました。
ぐずってはいないのですが、多分耐えられなくなって何かの途中で抜け出して、
他の人達が山の上の火葬場にマイクロバスで移動してる中、私は親戚のお姉さんと、海に行ったことを覚えています。
それから家で何かを行なった後家のすぐ近くのお寺でやっていたのですが、お寺には行かず
線路の向こう側からお姉さんとみていました。
2回目は小学校4年生の時。
なんとか1日乗り切ったんですけど、ストレスがたまりすぎて
東京に帰る前駅でキティちゃんのぬいぐるみをねだり(様子がおかしくなると私はぬいぐるみや好きな食べ物を猛烈にねだります)電車で車酔いしました。
お葬式が怖いなんて不謹慎で、両親以外には誰にも言えません。
妹にも「なんで??悲しいじゃなくて怖いってなんなの???」といつも呆れられます。
別に何かに襲われた訳でもないのですが、、、トラウマっぽくて”怖い”という感情が正しいです。
暗い部屋に入っても、お化け屋敷に入っても、虫に襲われても、私はそんなに怖いとは思いません。ただお葬式だけはどんなに大人になっても内心「行きたくない!!!」となります。
上記の2回のお葬式は田舎の母の実家の方なので、
東京の雰囲気とはだいぶ違うのだと思います。
家の一室が祭壇になって、
黒と白の縦しまの幕(鯨幕というらしいです)があってもうその時点でいつもの家とは違います。
家の前にはすんごい大きい花(花輪)があって、
おばあちゃんも仲良しのおばさんや親せきのお姉さんも黒い服を着ていて、、、
知らない人は沢山いるし・・・
こんな異様な光景が私には耐えられないのだと思います。
近所の方も参加してひな祭りの太鼓みたいな太鼓を3,4人くらいでお坊さんのお経に合わせて叩いて・・・大きい音も怖かった・・・
しかも、、長い、、、、、幼いとより時間がゆっくりに感じるから何時間やるの???何日間やるの???という感覚でした。
先日のおばあちゃんのお葬式は全く違って、宗派はもちろん
都会と田舎でもだいぶやり方違うんだなと・・・
家族はこんな私に「なんなの!?!?!?意味不明!!!!」という言葉を毎回浴びせますが
唯一、父親は私がお葬式が怖いということをよく理解してくれてて、
今回は「怖い?」「おばあちゃんに会うかはあんたの気持ち次第だからね」と心配してくれました。
でもやっと一連の式典に全て参加出来ました。
そして大切なことは・・・
私は3姉妹の長女なので、もし親が死んでしまったら私がお葬式を取り仕切ることになるということ・・・。
(なんで長女ばっかり損をして、大変な仕事をしないといけないんだ・・・)
貴重な経験をさせてもらいました。
この恐怖の理由、どんなに調べてもわかりません
誰か教えてください....